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カマツカ

カマツカは川底のきれいな砂地に、はりつくように生活する底生魚です。大物は全長20cmほどになります。

 

餌を砂ごと口に含み、余分な砂をエラから吐き出しながら餌を食べます。オイカワなどの魚が一生懸命に砂礫底に産卵した卵を、せっせと食べまくる姿はユーモラスでさえあります。驚いた時には、目玉だけ出して砂に潜って隠れるおもしろい魚です。

 

江津湖の周辺は公共下水道の整備が進み、40年前と比べると水や砂がきれいになって、カマツカもよく見かけるようになりました。

カマツカ180504-126熊本市成道寺川.JPG

2018年5月 別の川で撮影

砂底に群れるカマツカ。

カマツカ20200329-48江津湖.JPG

2020年3月 江津湖で撮影

砂礫底で見つけた、よく肥えたカマツカです。

カマツカ180818-121江津湖.JPG

2018年8月 江津湖で撮影

早瀬の川底に、カマツカがいました。

​オイカワが生んだ卵を掃除機のように吸い込んで食べていました。

カマツカ160709-122江津湖.JPG

2016年7月 江津湖で撮影

早瀬の砂礫底に、数匹の大きなカマツカがいました。

​なかなかのカモフラージュです。

カマツカ180504-233熊本市成道寺川.JPG

2018年5月 別の川で撮影

砂礫底にカマツカが潜っていました。目を表に出し様子をうかがっています。

参考にした主な図書・文献:
・山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).山と渓谷社.2015年
山渓カラー名鑑 日本の淡水魚(著/川那部浩哉).山と渓谷社.1995年
くらべてわかる 淡水魚(文/斉藤憲治、写真/内山りゅう).山と渓谷社.2015年
・日本のドジョウ 形態・生態・文化と図鑑(文/中島淳、写真/内山りゅう).山と渓谷社.2017
・日本のタナゴ 生態・保全・文化と図鑑(文/北村淳一、写真/内山りゅう).山と渓谷社.2020
・くまもとの自然シリーズ1 江津湖の自然(監修/吉倉眞).熊本生物研究所.1986年
​・昭和63年度加勢川河川環境整備調査基礎調査報告書(5)江津湖の魚類.熊本県.1989年
清水稔.江津湖の魚類相~電気ショッカー船調査での確認を中心に~.熊本博物館館報No.29.熊本博物館.2017年.53-64頁
・甲守崇.江津湖の帰化魚について. 江津湖 第2号.江津湖研究会.1987年.17-19頁
・甲守崇.「江津湖の自然 魚の食餌行動と食性(1)」 江津湖 3号.江津湖研究会.1988年.92-93頁

・松原健治.「河童堀」昔今!.江津湖 第5号.江津湖研究会.1991年.106-108頁
三宅ほか.ミトコンドリアDNAと形態から見た九州地方におけるニッポンバラタナゴの分布の現状. 日本水産学会誌74(6).日本水産学会.2008年.1060-1067頁
長田ほか.福岡県の水路に生息する6種のタナゴ類の分布の比較.魚類学雑誌35巻3号.日本魚類学会.1988年.320-331頁
・堅山南風.想い出のままに.求竜堂.1982年.33・225頁
・Sakai, H., Iwata, A., Watanabe, K., Goto, A. (2024) Taxonomic re‑examination of Japanese brook lampreys of the genus Lethenteron with descriptions of two
​ new species, Lethenteron satoi sp. nov. and Lethenteron hattai sp. nov., and re‑description of Lethenteron mitsukurii. Ichthyological Research: online first

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