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コイ(飼育型 Cyprinus carpio)

江津湖には放流されたコイ(飼育型)が多く、大型のものがよく泳いでいます。全長は100cmほどにまでなります。

4-5月頃、浅瀬に集まって水草などに卵を産みつけます。


意外と知られていませんが、コイ(飼育型)は大型化して貝や水生昆虫などの他の生き物を食べてしまう国外外来種です。「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されており、自然界でのコイの存在は問題があるので、放流は避けた方がよいでしょう。

​守る対象でもありません。

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2017年7月 江津湖で撮影

​悠々と泳ぐ全長70cmほどのコイ(飼育型)。

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2019年4月 江津湖で撮影

​口元にあるヒゲが目立ちます。

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2010年10月 江津湖で撮影

​人から餌をもらい、よく肥えたコイ(飼育型)。

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2020年3月 江津湖で撮影

​水前寺公園から逃げ出たと思われるイロゴイ(色鯉)。

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2020年8月

全長60cmを超えるような大型のコイ(飼育型)たち。​群れて泳ぎ回り、水中では敵なしといった感じです。

​生態系への影響を考えると、江津湖のような自然水域では将来的にはコイ(飼育型)を減らしていった方がよいと思います。

さらには、コイを守るために釣り禁止と書かれている看板をみかけます。これを決定した大人は、子供たちが川の生きものに触れる機会をますます奪っていることに気づくべきです。

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